なす 油を使ってナスニンもうま味も
ビタミンKやカリウム、葉酸、食物繊維を含み、紫紺色の皮にはポリフェノールの一種、ナスニンというアントシアニン色素が。皮をむかなくて良い料理にはぜひそのままで。
強いアクも、実はクロロゲン酸などのポリフェノール。水にさらす時間は控えめに。またはアク抜きなしですぐに調理すれば、水溶性のナスニンもキープ。油を使って調理するとえぐみが緩和され、うま味が感じられるようになり、ナスニン摂取にも効率的。
高温多湿を好み低温と乾燥が苦手。冷蔵庫に入れると種が黒くなり傷みやすいため、空気に触れないよう新聞紙などに包み常温保存で2~3日。焼きなすの皮をむいてラップに包み冷凍保存すれば、炒めものや汁物の具として便利。
◆麻婆茄子そうめん
<材料・2人分>
・丸美屋「麻婆茄子の素」<あっさりみそ味>または<こってりみそ味>……1箱
・そうめん……約200g
・なす……中2個
・ピーマン……中1個
・ホクト「ブナシメジ」……1/2パック
・めんつゆ(ストレート)……大さじ4
<作り方>
(1)なすは炒める直前にヘタを取って縦半分に切り、1cm幅の斜め切りにする。ピーマンは5mm幅に切る。ブナシメジは石づきを取って小房に分ける。
(2)フライパンに油大さじ2(分量外)を入れ、強火でなす、ピーマン、ブナシメジの順に炒める。
(3)全体に火が通ったら、「麻婆茄子の素」、めんつゆを加えよく混ぜ合わせ、ソースが温まる程度に炒め合わせて火を止める。
(4)そうめんはかためにゆでて流水で洗い、よく水気をきってから皿に盛り、その上に(3)を盛りつける。お好みで小ねぎをちらす。
レシピ:丸美屋食品