高瀬物産・高瀬社長 小型トラックも深刻 規制緩和で持続性確保を
高瀬知康社長
「ドライバー不足はラストワンマイルの分野でも深刻だ。政府は(大型トラックの長距離輸送だけでなく)小型トラック配送の問題にも目を向けてほしい」--業務用食材卸大手・高瀬物産の高瀬知康社長は12日、同社展示会に合わせて行われた記者会見でこのように述べ、配送の持続性確保に向けた規制緩和の有用性を訴えた。
政府は今年4月1日付でドライバーの時間外労働規制(年最大960時間)を開始。これに伴う国内総輸送供給力の低下を補うため、大型トラックの高速道路での最高速度を時速80kmから90k