ピンウールウィンのコーヒー農園を視察するミン・アウン・フライン国軍総司令官(中央)ら。4月、中部マンダレー管区で=ミャンマー情報省の公開資料から
国軍による統治が続くミャンマーで、農民の所得向上につなげようとコーヒー豆の栽培面積を拡大する取り組みが続けられている。
農家の中には内戦に追われ農地を失った人もいるが、軍事政権は栽培意欲のある人に対しては新たに土地と苗木を割り当てるとする。ミャンマーの自国通貨暴落を背景に、輸出の拡大によって外貨を獲得するのが目的だと冷ややかな見方をする意見もあるが、国土が荒廃する中で農家としての誇りを持とうと応じる人も少なくない。
中部マ