家庭用醤油は付加価値品の密封ボトル、従来からのPETボトルに大別でき、全国でも密封シェアが4割まで高まっている
醤油の家庭用市場は23年に値上げを実施し、24年は付加価値商品の適量、大容量化、1LPETの復調、だし人気といった消費行動の変化が見られた。近年は23年までに二度値上げし、割安感を増した200~300ml、600~620mlボトル、1LPETのほか、味わい豊かなだし醤油が支持された。人口減による消費減はコロナ後の外食回復、輸出増でカバー。外食向けの業務用はピークアウトも見え始め、加工用では最終製品の販売不振による、値上げの差し戻しも一部寄せられている。
市場は長年消費量が減