胃心伝真=腸活と和食
腸内細菌に最も悪影響を及ぼすのは薬。胃酸を抑えるもの、糖尿病用、抗生物質は免疫を保つ、短鎖脂肪酸の産生菌を特に減らす。和食文化国民会議が4日、東京都内で開いた「和食と健康」シンポジウムで最新の研究成果が聞けた▼東京医科大学の永田尚義准教授は10年前から日本人5200人という過去最大の腸内細菌データを収集。生活習慣、薬品摂取といった環境因子と腸内環境、健康、病気の相関を示した。不必要な場合もある、薬の長期服用を止めれば細菌バランスは回復。納豆や味噌といった発酵食品、野菜、果物