INFORMATION:激動の昭和を「食」の視点で振り返る

2025.08.01 361号 07面
2万5,000円(税別・送料無料)、A4判、682ページ

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マクドナルド1号店

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セブン・イレブン1号店

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「降る雪や明治は遠くなりにけり」– 俳人・中村草田男は、この秀句を1931(昭和6)年に詠みました。明治という時代が幕を下ろしてから約20年後のことです。この20年の間に明治、大正、昭和と元号が変わりました。昭和は1926(昭和元)年から1989(昭和64)年まで。

昭和が終わりを告げ、今年で36年になります。今年12月25日は「昭和100年」。昭和生まれの人々が「昭和は遠くなりにけり」と感慨に浸る資格はあるでしょう。この36年で昭和、平成、令和と時代は移り変わりました。

●食品産業の変革期

昭和という時代は、食品産業にとって大きな変革期でした。現在の日本人の食生活に欠かすことのできない、即席麺、レトルト食品、ポテトチップスなどが誕生し、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなど日本の消費習慣を劇的に変えた小売業の新たな形態が生まれたのも、ファストフードチェーン、ファミリーレストランなどが登場したのも昭和でした。

日本食糧新聞の創刊は1943(昭和18)年。昭和の食品産業とともに歴史を重ねてきた日本食糧新聞社はこの度、『昭和100年記念出版 写真とグラフで見る昭和の食品産業』を発行しました。

「昭和時代」を報道写真と食品界100業種の変遷の解説で振り返り、グラフや食品年表も加えてまとめました。創刊82周年を迎えた日本食糧新聞に掲載してきた報道写真は、昭和の食品業界を切り撮ってきた業界唯一のものです。

「遠くて近い存在」である昭和は、若い世代から「昭和レトロ」として高い支持を得ています。この機会に、「昭和の食品産業」を1冊にまとめた同書を、ぜひ手にとってみてください。

●「食の図書室」にもぜひ!

さらに食品産業の歴史を深く学びたいという方には、日本食糧新聞社が所蔵する、食関連の書籍約3000冊を開架式で展示する「食の図書室」をおすすめします。日本食糧新聞・電子版50万件のデータも含め、定期購読者が自由に閲覧できる施設です(完全予約制)。

◆『昭和100年記念出版 写真とグラフで見る昭和の食品産業』(日本食糧新聞社)

2万5,000円(税別・送料無料)、A4判、682ページ

<お申込先> 日本食糧新聞社読者サービス本部:電話03・3537・1311 FAX03・3537・1071

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食の図書室:東京都中央区入船3-2-10アーバンネット入船ビル4階「食情報館」内 https://foodlibrary.nissyoku.com/

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