農研機構、大豆の日米品種ゲノム情報比較 多収・高品質種開発へ貢献

ニュース 総合 2025.08.08 12977号 02面

 農研機構は、日本の代表的な大豆品種「エンレイ」を含む複数の品種について、全ゲノム情報を高精度に解読するとともに、これらのゲノム情報と独自開発のデータ解析技術を用いて、日本品種と米国品種のゲノム情報の詳細な比較を行っている。その研究成果の一端として、莢(さや)のはじけにくさや病害抵抗性、粒の大きさや形など、大豆の栽培や利用法に関わる多くの遺伝子に違いがあることなどを明らかにした。また農研機構では、これらの情報を研究者が使いやすいようにデータベースとして整理し、大豆研究に有用な

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら