森永乳業「マウントレーニア」、水蒸気アロマ抽出技術が日本食品科学工学会技術賞
2025.09.19
森永乳業は2日、同社が「マウントレーニア」シリーズの一部商品で使用する「水蒸気アロマ抽出技術」が、日本食品科学工学会2025年度大会で技術賞を受賞したと発表した。授賞式は8月27日、神奈川県藤沢市の日本大学湘南キャンパスで行われた=写真。 受賞した…続きを読む
東京大学発のバイオベンチャー企業であるジェリクル社は19日、森永製菓と食料品領域でのゲルのコンサルティング契約を締結したと発表した。ジェリクル社が持つ独自のゲル技術を森永製菓の食料品領域における事業に適用し、新たな価値創造につなげる。 ジェリクル社…続きを読む
日清オイリオグループは7月、東京都市大学・横浜市・リケンNPRと、かねて進めていた水素エンジンコンバージョンバスの研究実証(本紙既報)などに関し、連携協定を締結した。既販重量車のディーゼルエンジンを水素を燃料とする「水素エンジン」に改造し、移行する研…続きを読む
カルビー研究開発本部研究部機能研究課の佐々木裕之氏は7月23日、広島大学時間健康科学プロジェクト研究センター研究会で講演し、個人の腸内フローラに合わせた「ボディグラノーラ」などの研究を通じて、短鎖脂肪酸の量的な基準値が定まれば、今後の個別化栄養を進展…続きを読む
インフォマートは、アカデミストが主催する若手研究者向け研究加速プログラム「academist Prize(AP)第5期」に協賛し、「Platinum Vision Sharing Partner」として支援する。今回で2期連続の協賛となる同取組みは、…続きを読む
【関西】森下仁丹はこのほど、摂南大学、京都府立医科大学、太陽化学との共同研究で、摂南大学ラグビー部員を対象に食事介入試験を行い、機能性食品(グアー豆食物繊維およびカシス抽出物)の摂取で腸内環境が改善することを明らかにした。摂南大学の研究チームは学生ア…続きを読む
雪印メグミルクは7月28日、マーガリン類のような水滴が油相の中に分散している乳化形態の油水界面の構造が香り成分の放出に影響することを明らかにしたと発表した。同研究成果は学術雑誌「Journal of Food Composition and Anal…続きを読む
農研機構は、日本の代表的な大豆品種「エンレイ」を含む複数の品種について、全ゲノム情報を高精度に解読するとともに、これらのゲノム情報と独自開発のデータ解析技術を用いて、日本品種と米国品種のゲノム情報の詳細な比較を行っている。その研究成果の一端として、莢…続きを読む
ブルボンと新潟県胎内市の新潟食料農業大学は4日、包括連携協定を締結した。同社は「食」について農業からビジネスまで幅広く学ぶ同大学との提携により、原料の安定供給を見据えた農業関連の研究などに期待を寄せるほか、今後の人材育成などの一助にしたい考え。大学側…続きを読む
森永乳業は7月24日、包括連携協定を結ぶ北海道岩見沢市における縦断コホート研究の一環として、乳幼児の腸内環境について新たな知見を発表した。北海道大学大学院先端生命科学研究院の中村公則教授と森永乳業の研究員らの研究チームによって明らかにされた。母子健康…続きを読む
100年当たり約1.35℃上昇している日本の年平均気温(※)。そのような気候変動の中で、環境対策は食品工場運営の根幹となる重要事項である。本特集では「省エネ」「食品ロス・食品廃棄物削減」「PFAS対策」「排水処理」の四つのカテゴリーに分け、「食品工学…続きを読む