東洋製罐グループホールディングス、シンガポールImpacFat社に出資
2025.10.08東洋製罐グループホールディングス(GHD)は、ウナギやパンガシウス(外国産ナマズ)など魚の脂肪細胞を培養することで機能性原料を開発するスタートアップ企業であるImpacFat社(本社=シンガポール)へ出資した。同社は、幹細胞由来のオメガ3含有魚脂肪培…続きを読む
【東北】山形県鶴岡市はこのほど、山形大学や慶應義塾大学などと連携し、「食」の科学と文化の融合で食分野におけるイノベーションを主導する産官学連携の研究開発施設・山形大学鶴岡ガストロノミックイノベーション研究所(鶴岡食文化創造研究所)を立ち上げた。5日、…続きを読む
【関西】三栄源エフ・エフ・アイは、日本食品科学工学会第72回大会(8月27~29日)で「食感の快不快と喫食中の表情筋電位との対応についての解析」を演題に研究発表を行った。 同研究では、食感が味や香りと並ぶ重要な要素で、特にスナック菓子などの固形食品…続きを読む
マルハニチロは、サンマの事業化に準じる飼育密度で試験養殖に成功した。グループ企業のマルハニチロ養殖技術開発センターがふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)と協力して実現。水揚げ量が減少するサンマの安定供給に光明を見いだす。 天然サンマの水揚量は…続きを読む
森永乳業は8月29日、馬詰武北海道大学病院産科准教授らとの共同研究で、妊娠期におけるタンパク質栄養状態には、特定の血中アミノ酸濃度が関連していることを確認したと発表した。さらに、その特定のアミノ酸を含む動物性タンパク質の摂取が、タンパク質栄養状態の維…続きを読む
ニップンは8月28日、「一般財団法人平山・ニップン財団」の設立を決議し、活動を開始したと発表した。同社は、一個人や一企業が単独で食による社会課題を解決することが困難であることから、食に関するさまざまな研究を支援することが重要な上、「食と健康を通じた社…続きを読む
メタボローム受託解析サービスなどを手掛けるヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(HMT)は8月21日、25年6月期決算説明会を開催し、食品向けなどを含む機能性素材開発支援サービスについて、今期は市場を上回る成長を予定していることを明らかにした。 …続きを読む
過酷な環境に対する耐性が強く、食品業界の広い分野にわたって重大な危害微生物と認識されている芽胞菌。芽胞を作る主な細菌にセレウス菌やウエルシュ菌、ボツリヌス菌などがある。芽胞とは、植物でいう種子に相当し、硬い殻を持ち加熱、乾燥、紫外線、化学薬品などに対…続きを読む
キリンビバレッジは「キリン 午後の紅茶」の知見を生かし、埼玉県立狭山工業高等学校のオリジナル紅茶「狭紅茶(さこうちゃ)」を22年から支援している。その一環として、このほど狭山工業高校で3回目となる紅茶セミナーを開催。同校の生徒含む34人が参加した。「…続きを読む
東京大学発のバイオベンチャー企業であるジェリクル社は19日、森永製菓と食料品領域でのゲルのコンサルティング契約を締結したと発表した。ジェリクル社が持つ独自のゲル技術を森永製菓の食料品領域における事業に適用し、新たな価値創造につなげる。 ジェリクル社…続きを読む
日清オイリオグループは7月、東京都市大学・横浜市・リケンNPRと、かねて進めていた水素エンジンコンバージョンバスの研究実証(本紙既報)などに関し、連携協定を締結した。既販重量車のディーゼルエンジンを水素を燃料とする「水素エンジン」に改造し、移行する研…続きを読む