昭和は愛知県三河産の食材を使った「刻み大葉みそ」を開発
国分中部はオリジナルジンを名古屋グランパスと共同開発
【中部発】卸売業の基幹機能の中で近年、商品開発機能が大きなウエートを占めるようになってきた。川上、川下の情報が集まる卸だからできる、付加価値商品を開発・提供する事業モデルの構築は今や不可欠だ。ほとんどの小売業で買上点数や来店客数の改善が大きな課題となっている中、その解決に向け中部エリアの有力卸各社が独自性のある商品開発を行っている。各社は地場食材を積極活用することで差別化を図ると同時に、地産地消の価値や地域との絆をあらためて見直している。(横山卓司)