JCHAの最高顧問と代表理事を挟んで生ハム・エキスパート認定された12人
豚の本質、市場の歪み、エキスパート育成の重要性について語る渡邉JCHA代表理事
美味しく安全に生ハムをカッティングするにはエキスパートなどの称号を持った専門家が対応するのが一番良いと語る、服部津貴子JCHA最高顧問
来賓を代表して流暢な日本語で挨拶する、ゴンサロ・ラモススペイン大使館経済商務参事官 経済商務部所長
来賓であいさつする、ASICI(アシチ=イベリコ豚・インタープロフェッショナル協会)のマルタ・ハワイルスさん。持続可能な生産環境で肥育したハムを世界中に普及するのが目的と語る
来賓の旨味研究者・西村敏英博士は、生ハムの熟成による深い“コク”を科学的に解説し、正しい概念の普及に協力を求めた
世界生ハム組織「インターハム」の若手優秀技術者賞「Talent Joven」を日本人として初受賞した横川咲さんも過去にJCHAの生ハム・エキスパートの認定を受けている
11月11日の生ハムの日のイベントでは日本で一番おいしいとされる切り立てのイベリコ・ハムやセラーノ・ハムが振る舞われる
日本生ハム協会(JCHA)は11日、東京・表参道バンブーで「生ハムの日」イベントを開催した。協会創立11年を迎えた今年は、国内外の生産者や専門家、大使館関係者が参加し、生ハム文化の普及と理解を深める場となった。
同協会の渡邉直人代表理事は、生ハムを「人類が最も価値を高めた食肉加工品」と位置付けて、その歴史的重要性を紹介した。古代ローマでは生ハムが貨幣のデザインに使われ、乾燥気候の遺跡から化石化した生ハムが発掘されるなど、保存食として社会経済に大きく