2025年高雄国際食品博覧会リポート

2025年高雄国際食品博覧会リポート(3)世界に開かれた食のハブ拠点へ

連載 総合 2025.11.28 13037号 08面
珍福食品股〓(フン)は新ブランド「〓(ユウ)太郎」のイカ加工食品をアピール

珍福食品股〓(フン)は新ブランド「〓(ユウ)太郎」のイカ加工食品をアピール

水産コーナーにはマグロの立体ディスプレーが展示された

水産コーナーにはマグロの立体ディスプレーが展示された

 【関西】展示会の開催地となった高雄市は、台湾における遠洋漁業発祥の地として水産業発展に寄与してきた。「台湾への農林水産物・食品の輸出に関するリポート」(日本台湾交流協会)によると、2022年の台湾水産物の漁業別生産額の割合は、遠洋漁業(メバチ、カツオ、イカなど)40%、養殖(サバヒー、ティラピア、エビなど)35%、沿岸漁業・沖合漁業25%で、その多くは今も高雄市内の漁港から水揚げされている。日本はカツオ・マグロ類を台湾から輸入する割合が高く、「農林水産物輸出入概況」(農林水

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