ヘルシートーク:夫婦ユニット おやつラボさん

2026.02.01 367号 04面
NEW Book:『世にも簡単なおやつのレシピ』おやつラボ著/宝島社 定価:1,540円(税込)

NEW Book:『世にも簡単なおやつのレシピ』おやつラボ著/宝島社 定価:1,540円(税込)

 ◇市販のお菓子を活用すれば簡単!材料4つで超お手軽な「生チョコレートケーキ」

 「おやつラボ」は、おやつづくり担当のマスター(夫)と、動画編集やSNSなどの投稿を担当するゆりぼー(妻)の夫婦ユニット。お菓子づくり初心者や苦手な方でも失敗なくつくれるコツやバレンタインにぴったりのチョコレート菓子、野菜を使ったおやつレシピを教えていただきました。

 ●家にあるもので代用せず材料はすべて用意すること

 マスター お菓子をおいしくつくるには、材料をしっかり計量することが基本です。「大さじ1は、だいたいこれくらいかな」と自分の感覚で計ってしまうと、失敗してしまうんですよね。材料が数グラム違うだけで生地がふくらまないこともあるので、レシピ通りの分量でつくることが大事です。

 バターを使う場合、電子レンジで加熱して溶かしバターにするのであれば冷蔵庫から出したばかりでもいいのですが、泡立て器で混ぜる時は、バターがかたすぎてなかなか混ざらず、だまになってしまいがち。最初にレシピを読んで「常温に戻しておく」と書いてあれば、少し時間はかかっても、事前に冷蔵庫から出しておきましょう。

 「レシピ通りの温度に設定したのに、焼き目がつかなかった」というコメントをいただくこともあります。使用しているオーブンによって火加減が異なるので、レシピに書いてある加熱時間はあくまでも目安。焼いている途中は、どんな状態になっているかをこまめにチェックすることも大切です。

 ゆりぼー おかずをつくる時は、レシピにサラダ油と書いてあるのをオリーブオイルで代用してもさほど変わりませんよね。でも、お菓子づくりでは、無塩バターと記してあるのに、家にある有塩バターやマーガリンで代用してしまうと失敗してしまいます。とくにお菓子づくり初心者の方はやってしまいがちなので、材料をすべて用意してからつくってほしいと思いますね。そうすれば、クリスマスやバレンタインなどイベントにつくるお菓子も、おいしくできて楽しめるはずです。

 ●スーパーでひらめいた「こつぶっこチョコレート」

 マスター 新刊には、お菓子づくりが初めてで自信のない方、不器用な方でも失敗なくつくれるように、きめ細かく作り方の説明を記しています。例えば、単に「クッキーを砕く」とするのではなく、「クッキーを粉状になるまで砕く」と、どういう状態にするのかまで書いて、その工程の写真も載せているんです。

 また、より簡単につくれるように市販のお菓子を活用したレシピも紹介しています。市販のお菓子を使うことで、工程を一部省略できるので、より手軽につくれると思います。

 バレンタインにおすすめなのは、日清シスコさんの「チョコフレーク ミルク」を活用した「生チョコレートケーキ」。板チョコ、グラニュー糖、生クリーム、チョコフレークだけでつくれます。通常、チョコレートケーキは、クッキーを砕き、溶かしバターを加えて生地の土台をつくるのですが、チョコフレークを使うことで材料を揃えなくても済むし、工程を省くこともできるんですよね。

 ゆりぼー とろけるチョコレート生地とザクザクした食感が絶妙で、材料4つだけとは信じられないおいしさです!

 マスター スーパーに行った時に、たくさん陳列されていた亀田製菓さんの「こつぶっこ」を目にしてひらめいたのが「こつぶっこチョコレート」。「こつぶっこ」に溶かしたチョコレートをからめるだけで、甘じょっぱいおやつになるんです。たったの2工程でできるので、お菓子づくり初心者の方も失敗なくつくれると思います。

 ゆりぼー 味はもちろん、チョコレートとさくっとした「こつぶっこ」の食感が相性抜群。一度食べたら、本当にやめられないですね(笑)。

 ●いちごは小さめを選び、つくる直前に購入がオススメ

 マスター いまが旬のいちごを使ったお菓子をつくる時は、ヘタの部分まで赤くなっているかを見極めて、小さめのいちごを選ぶのがポイントです。お菓子で使う際は、小さめのほうがバランスが整いやすいので、あえてジャム用として売られているものを買うこともありますね。スーパーに行った時においしそうだからと前もって買っておくと、いざお菓子をつくろうとした時に傷んでいることもあるので、つくる直前に買うことも大事。いちごの代用なら、生のブルーベリーがおすすめです。形もきれいなので、使いやすいと思います。

 野菜を使ったお菓子の中でも人気なのは「さつまいもケーキ」です。ベーキングパウダーの計量さえ間違わなければ、きれいにふくらむと思います。さつまいもの品種によって食感がしっとりしたり、ふわふわになったりと変わるので、いろいろな品種で試してほしいですね。

 ゆりぼー 北海道出身の私が小さい頃から慣れ親しんできた、じゃがいもを使った郷土料理「いももち」を夫が再現してくれたのが「チーズじゃがいももち」。地元で居酒屋に行くと、いももちにチーズが入っているのが定番なんです。みたらしダレにからめるのは珍しいかもしれないですね。

 マスター 「いももち」を食べたことはなかったのですが、妻によく聞かされていたので、つくってみました(笑)。

 ゆりぼー 再現度は120%です!みたらしダレをたっぷりからめて食べると最高においしいですね。

 マスター かぼちゃを活用したのが「かぼちゃのNYチーズケーキ」。本来はサワークリームを使うのですが、ヨーグルトのほうが手に入りやすいと思い、水切りヨーグルトを作って使用するレシピにしました。新刊の中ではハロウィン用にデコレーションしたのですが、そのままでもおいしいですよ。

 ゆりぼー ヨーグルトを使っているので、なめらかで濃厚でありながら、さっぱりした味わいです!

 動画編集やSNSなどの投稿は私が担当しているのですが、最近は縦の動画で1分程度の短めのものが流行っているので、そこを意識して制作しています。少ない材料で、単純な作り方のレシピが求められていると感じますね。材料3つなら、買い物をしている時も覚えていられるし、作り方も3工程ならハードルが低い分、気軽にできますよね。

 マスター 昨年4月にお菓子工房をオープンし、焼き菓子の販売も始めました。この工房を使用していない時は、シェアキッチンにしているんです。お菓子をつくって販売したいと思っても、専用の場所を用意するとなるとハードルが高くなってしまうので、こういう場所をシェアすることで、少しでも後押しできればいいなと。今後は、お菓子教室も開催したいと考えています。

 ◆プロフィル

 おやつづくりを担当する夫(マスター)と、YouTube 用の動画編集やInstagramなどの投稿を担当する妻(ゆりぼー)の夫婦ユニット。2019年にYouTubeチャンネル「OyatsuLab.」を開始。レシピサイト「Nadia」にも投稿を始め一躍話題に。YouTubeチャンネル登録者数は13万人、Instagramのフォロワー数は24万人(2025年9月現在)を超える。著書に『おやつラボ お菓子のきほん』『おやつラボお菓子のきほん2』(共に宝島社)など。

 ●NEW Book

 『世にも簡単なおやつのレシピ』おやつラボ著/宝島社定価:1,540円(税込)

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