CVS利用OLのランチ事情 キーワードは低予算・低カロリー カゴメが調査

2005.09.05 304号 4面

カゴメ(株)(東京都中央区、電話03・5623・8503)はこのほど、「コンビニエンスストア利用OLのランチ事情」に関する調査を実施した。週に1回以上昼食時にCVSを利用する首都圏のOL300人を対象に、WEB形式で調査。その結果、CVSランチのキーワードは「低予算」「低カロリー」「野菜不足解消」であることが判明、有職女性の嗜好トレンドが浮き彫りとなった。

CVSでのランチの選び方として一番多かったのは、弁当・おにぎり・惣菜パンなどをサラダなどのサイドデニッシュと組み合わせるパターン。

またランチ時に重視することとして、「できるだけ安くすませること」に対し「そう思う」「ややそう思う」と回答したのが8割以上を占めた。具体的には「500円台以下」とする層が全体の72%を占めており、強い節約志向がうかがえる。

一方で、ランチでの健康・美容志向も高い水準にある。日ごろの食生活に対して「野菜が不足している」(「そう思う」と「ややそう思う」が80%弱)、「栄養バランスが偏っている」(同80%強)と不安感があるために、ランチ時重視する点として「野菜を意識して摂(と)る」(同65%)、「カロリーを抑える」(同60%弱)といった、健康・美容に関する項目が挙がっている。

これを背景に、CVSで購入したいメニューでも「サラダ」(同44%)が1位。ただ「価格が割高」とする回答者も63%おり、野菜が摂取できるサラダをできるだけ利用したいが、ランチの最重視点である節約志向に反する価格の割高感が障壁となっているようだ。

価格が手軽でかつ、野菜栄養分を摂取できる野菜飲料は、この意味で非常に将来性が高いと言えるだろう。

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