日本三大漬菜の一つとされる三池高菜は、特有の辛みがある。ワサビを使うことで、クリームソースの味が引き締まる

　◆「高菜とエビのピリッと辛いわさびクリーム」1,010円（税込み）

　「なめらかプリン」でおなじみ、パスタ＆デザートの店「パステル」では、基本のパスタだけでなく、和や中華のテイストも取り入れたオリジナルメニューが並ぶ。

　中でも、エビと高菜の入った和風クリームソースの「パステル　高菜とエビのピリッと辛いわさびクリーム」は、ワサビの辛みのアクセントが特徴的な一品である。

　当初はクリームソースだけで開発していたが、これに辛みを加える発想を思い付き、さまざまな辛み食材を試したところ、ワサビとの相性が非常に合っていたため商品化に至ったという。

　高菜は、国産の長崎産雲仙の三池高菜の漬け物を細かく刻み、炒めたもので、意外にも、生クリームをベースとしたクリームソースとの相性はピッタリ。そしてプリプリとした食感のエビのソテー、大葉、焼き海苔をトッピングしている。

　高菜漬けの唐辛子、クリームソースのワサビと、2種類の辛さが楽しめる。

　和食材を使ったメニューとして、「エビと高菜の和風ペペロンチーノ」（970円）、「ジャコと水菜の和風スパゲティ梅しそ風味」（1050円）なども好評だ。

　◆「パステル」（経営=チタカ・インターナショナル・フーズ（株）／本社所在地=愛知県北名古屋市沖村山ノ神30）店舗数=「パステル」レストラン87店舗、デザートショップ81店舗（09年7月現在）