愛用食材と調理技術:射手矢農園「泉州松波キャベツ」 お好み焼きに好適な味と硬さ
◇「泉州松波キャベツ」射手矢農園(大阪府泉佐野市)
●素材を厳選し生地にこだわる
お好み焼き店にとって不可欠の食材がキャベツ。同店で冬場に愛用するのが、大阪の泉州地域で生産される「泉州松波キャベツ」だ。
同品は泉州キャベツの中でもトップブランドの品種。「豊中の本店では以前からこのキャベツを使用しており、中でも射手矢農園の品がよいと思っていました。2023年にこの店を開店する際にぜひ使いたいと思い、取引きをするようになりました」と、運営する「24」の西真澄社長。
魅力は、生で食べても甘く加熱するとさらに甘くなる味わいと、お好み焼きに適したしっかりした硬さ。お好み焼き用にはみじん切り、焼きそば用には色紙切りにして使用。焼きそばの調理ではキャベツを後で入れて炒めることで、シャキシャキ感を残すように工夫しているとか。
また、力を入れるのがお好み焼きのベースになる生地。製粉会社の最上級の国産小麦粉を使用し、だしなどを合わせて納得できる味に調味する。肉は、鹿児島県産の豚バラ肉を使用し、肉を使うメニュー全般で活用している。同店のお好み焼きは、さまざまな愛用食材で構成されていることがうかがえる。
「うちのお好み焼きは、創業した41年前から“ソースを塗らなくてもおいしいお好み焼き”を目指して開発しています。ソースは自家製で作らず、創業以来オタフクソースを使用。我々は生地にこだわり、ソースはプロに任せた方がよいという考え方です」と西社長。今後も、生産者の努力に応える味を提供していきたい、と語る。
●店舗情報
「AT THE 21 namba」
所在地=大阪市中央区難波千日前4-5 1F














