山本純子のスゴイぜ!業務用冷凍食品(82)テーブルマーク「流し麺」

2026.07.06 569号 04面
テーブルマーク 『流し麺』匠のこだわり包丁切り 本場讃岐うどん(国産小麦粉使用) 規格=(250g×5個)×4袋入(5㎏)/2合

テーブルマーク 『流し麺』匠のこだわり包丁切り 本場讃岐うどん(国産小麦粉使用) 規格=(250g×5個)×4袋入(5㎏)/2合

ここがスゴイ=20年以上前の機能開発が再評価

ここがスゴイ=20年以上前の機能開発が再評価

●凍ったまま水で流して準備完了 時間が経ってものびにくい

記録的な猛暑も慢性的な人手不足も、もう聞き飽きた!!という方が多いことと思います。厳しい環境に悩む調理現場へ、お役立ち商品をお届けする、そんなテーマの情報発信が冷凍食品業界でも目立って多くなってきた昨今、昨年取材した食品展示会で、テーブルマークの『流し麺』が目に留まりました。

「あれ? 冷凍から流水解凍で使える商品ってあったんですね」と私。「実はずいぶん前からあるんです」と松田要輔社長。今回、改めてテーブルマークに確認したところ、2004年に惣菜市場向けのうどんとしてテスト販売して、翌年に本格発売したと聞いて合点がいきました。

惣菜売場で販売する麺メニューは、おいしく提供するタイミングが難しく、作業も大変。その解決策として、冷凍庫から出してザルに入れ、数分間の流水解凍で準備完了。盛り付けて、2~4時間後に丁度良い状態で販売できる麺が開発されたのです。

流水解凍、つまり無加熱摂取の冷凍麺を実現したのはどんな工夫かというと、小麦粉などの配合を研究し、コシ、もちもち食感がしっかりと残る、時間が経ってものびにくい麺にしたこと。また、冷凍状態から流水解凍することで、最初はハードな食感が2~4時間後に食べ頃になる、という調理オペレーションをしっかりユーザーに伝えたのでした。

うどん、そば、ラーメンと品揃えして、ゆでない“ゆでおき”で提供できる冷凍麺各種が、再び脚光を浴びることになったのは、コロナ禍あたりから。人手不足のフードサービスや、猛暑の中で、マスクをつけて作業をする大量調理の現場に役立つのではないかと、デリカ以外の幅広い客先に再提案する方針を決めたのです。

ユーザーに響いたポイントは、その機能性でした。お湯でゆでなくてよい、という特徴は、調理場の室温が上がらず作業環境を改善し、使うのはシンクと水だけですから、どこでも場所を選ばず。光熱費も削減します。4時間後もコシがあっておいしい、という特徴は、計画的な調理ができて作業が平準化、つまり人手不足対策につながりました。

さすが、「冷凍麺のテーブルマーク」。『流し麺』各種は需要増大の勢いだそうです。

●ここがスゴイ=20年以上前の機能開発が再評価

●商品概要

テーブルマーク「『流し麺』匠のこだわり包丁切り 本場讃岐うどん(国産小麦粉使用)」

規格=(250g×5個)×4袋入(5kg)/2合

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