ハークスレイHD 多角化で切り開く食の未来

ハークスレイHD:事業展開=M&Aを成長の鍵に 食のインテグレーション企業

特集 外食 中食 2026.09.30 13181号 12面
食のインテグレーション企業

食のインテグレーション企業

ハークスレイHDは持ち帰り弁当店のほっかほっか亭を主力とする中食事業に加え、物流・食品加工事業、店舗アセット&ソリューション事業の三つを柱に事業を展開している。事業全体の売上構成比率(3事業合計の構成比)は、26年3月期時点で中食事業30.6%、物流・食品加工事業43.3%、店舗アセット26.1%となっており、物流・食品加工事業が新たなけん引役として急成長している。ほかの二つの事業も安定的に上昇していることから、26年3月期は売上高524億円、EBITDA(償却前営業利益)51億円、営業利益30億円、経常利益30億円、当期純利益14億円と各指標において前年を上回る実績を達成し、売上高、EBITDA、営業利益、経常利益は過去最高額を更新した。その勢いは加速し続けており、27年3月期第1四半期も売上高や各段階利益で過去最高額を更新している。

成長の核となる戦略はM&Aであり、グループシナジーが期待できる食関連の企業を積極的に迎え入れている。直近では、22年に稲葉ピーナツと谷貝食品、24年にホソヤコーポレーション、26年にJリーフがグループの一員となった。中期経営目標(24~28年)では、成長投資予算178億円のうち120億円をM&Aに活用する計画を立てており、冷凍・冷蔵食品製造や農畜水産物の生産・加工など新領域へのM&Aにも挑戦する方針を示している。中計最終年度となる28年3月期の目標値として、売上高720億円、当期純利益25億円、EBITDA56億円、ROE(自己資本利益率)8.3%、EPS(1株当たり当期純利益)134.5円を掲げ、30年には売上高1000億円規模の企業へと成長するビジョンを描いている。

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