三井製糖、「パラチノース」で砂糖産業拡大へ:食の楽しさを支援 カロリーの「質」に着目

調味料 特集 2014.12.17 11113号 16面
各種研究成果や論文発表で高い評価を得ている

各種研究成果や論文発表で高い評価を得ている

 「スローカロリー」とは糖質の小腸での消化吸収速度が遅いことを示す造語で、同社は07年から「パラチノース」を通じた研究活動を続け、主に医療分野でスローカロリーの普及活動を実施して来た。スローカロリーを活用した高付加価値食品の開発を賛同企業と取り組むとともに、各種専門分野有識者からの賛同も得ており、現在、認知は着実に上昇基調にある。  その考え方の大前提は、カロリーの量ではなく、質(消化吸収スピード)に着目していることだ。カロリー量制限ではおいしさや満足

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