全日本司厨士協会東海地方本部 私の料理コンクール入賞者

1992.12.07 17号 19面

【名古屋】(社)全日本司厨士協会東海地方本部(村岡諒一会長)が11月26日主催した私の料理(マ・キュイジーヌ)コンクールの各賞入賞者が決定した。

今回のテーマは愛知の特産としている「たこ」をテーマに「技」「美」「創意」「工夫」を審査ポイントにおき、新感覚の現代フランス料理作品が出品された。

同会廣島衛研究部長総評

たこは四季を問わず食卓をにぎわしてくれる親しみのある海の幸であるが、むしろおでんや薫製、珍味、刺身など日本料理の伝統的な素材としてなじまれている。また、世界的にみてもスペイン、メキシコ、イタリア以外ではあまり食べられていないが、比較的安価に入手できることから料理づくりには格好の素材といえる。今回応募のあった一三二名の作品を創造性、研究心、味、調理、色どり、盛付けのほか、全体のバランスを一一名の審査員により厳正審査した。なお、盛付けにはナルミ製陶の二七㎝ディナー皿を使用した。

▽1位‐愛知県知事賞「たこのムース王冠」名古屋国際ホテル・日高幸哉▽2位‐名古屋市長賞「蛸のムースかわいいお家」名古屋ターミナルホテル・太田成正▽3位‐名古屋商工会議所会頭賞「タコのアスピックイタリア風ムース添え」ホテルオークラレストラン・川瀬康裕▽4位‐中日新聞社賞「秋が運んだ物語」ホテルオークラレストラン・坂下和敬▽5位‐東海地方本部会長賞「蛸壺」名古屋国際ホテル・安藤賢児▽6位‐総本部荒田賞「真ダコのラタトウイュ添え」名古屋ヒルトンホテル・後藤仁彦▽7位‐オールドインターナショナルガストロノミフランセーズ賞「タコのムースうず巻き仕立て」名古屋ターミナルホテル・高田和美▽8位‐愛知県調理師会会長賞「タコのムースレギューム添え“愛する人へ”」名古屋東急ホテル・永妻信人▽9位‐日本食糧新聞社賞「タコの冷製ゼリー寄せ花飾り」名古屋ターミナルホテル・前田祐二▽10位‐めいらくグループ社長賞「蛸のコンソメゼリー寄せ海からの恵み」名古屋国際ホテル・石井宏幸▽11位‐佳作賞「蛸のゼリー寄せ」名古屋不二パークホテル・近藤悦夫▽12位‐同「タコのワサビゼリー寄せ、タコのハンバーグ添え」名古屋ヒルトンホテル・坂本光義▽13位‐同「たことシャンピニオンのアスピック」メルパルクナゴヤ・升澤進▽14位‐同「タコのディアブル」サッポロライオン浩養園・太田裕▽15位‐同「タコの梅漬け、ライスサラダ添え」名古屋ヒルトンホテル・杉目雄一郎▽16位‐同「タコと野菜ロゼット仕立てラタトウス添え」名古屋ヒルトンホテル・今井昌人▽17位‐同「海の神の紋章」サッポロライオン浩養園・後藤忠博▽18位‐同「たこの赤ピーマンフラン」名鉄岡崎ホテル・浅野昌彦▽19位‐同「タコのトレビス包みランプ仕立て」名古屋不二パークホテル・田中伸幸▽20位‐同「華やか海の幸」名古屋東急ホテル・小山裕▽21位‐同「タコの三色ムースと才巻えびにタコのレモンケース入りカクテル」名鉄岡崎ホテル・酒井順之▽22位‐同「海からの贈り物」名古屋ヒルトンホテル・篠沢周次▽23位‐同「たこと大根のグレゼトマトの香り」名古屋ターミナルホテル・■田升規▽24位‐同「たこのゼリー寄せ、たこマーヴォー」名古屋ヒルトンホテル・西村勝彦▽25位‐同「タコと海の幸のソーセージ仕立て」愛知厚生年金会館・椙村雄二

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