東日本醤油特集:有力メーカー動向=キッコーマン
キッコーマン(株)は、決算期を今年から3月期に変更。この4月からの醤油出荷ペースは、全体では低調ながら加工向けが順調に増加と、ここ数年と同じ傾向だ。出荷量の中で、家庭用と加工・業務用の比率はほぼ半々ながら、しだいに加工用のウエートが高くなっている。 家庭用の中で健闘しているのが「特選丸大豆しょうゆ」「有機しょうゆ」などの付加価値商材で、前年をクリアしている。塩分対応で昨年3月に発売した醤油加工品「うまさひとしお」も、順調な動きですでに定着した。一方、海