所沢ダイオキシン報道訴訟、農家が敗訴、全中「残念」と見解
所沢産の野菜から高濃度のダイオキシンが検出されたとテレビ朝日(東京都港区)の「ニュースステーション」が報じ、同市の農協農家が損害賠償を求めて起こした訴訟に15日、判決が下った。さいたま地裁は「報道は主要部分で真実、不法行為に当たらない」と農家側の請求を棄却した。 全中(全国農業協同組合中央会)は同日、「農家が受けた被害や苦しみが解消されなかったことは、まことに残念」とコメントした。緑化機能もある首都近郊の都市農業が、環境面で脅かされることを危惧した。
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