神明、大阪千里の路線バスにコメの全面広告
【大阪】「うちら毎日食べてるで」と関西弁の大きなキャッチコピーが目を引く、路線バスが4月から大阪千里地区で走っている。広告主はコメ卸大手の(株)神明(神戸市中央区、078・371・2131)。
黄色を基調にしたボディーに、同社のテレビCMで人気のあるトウナイトの似顔絵と、コメを顔の形に見立てたさまざまな表情の顔が並んだイラストが、いかにも楽しいデザインのバスだ。「かわいいバスが走っている」と子供達にも評判。
競争が激化しているコメ卸業界の中で、テレビなどを通じて積極的にコマーシャルを展開している同社だが、このほど地域に密着、即効性がある、効果がストレートにわかるとして、バスの全面広告に踏み切った。
「このバスのデザインは当社の若手社員が担当し、若々しさを意識してデザインした。これからはコメの持つ古いイメージを一掃して、新しい時代を迎えたコメ業界にふさわしい楽しいコマーシャルを展開していきたい」と、同社の藤田高雄常務は語った。