緑茶特集 茶の湯に魅せられて スイスの茶人フィリップ・ニーゼルさん
外国人に自分の国を紹介しようとするときには往々にして伝統的なもので伝えようとすることが多い。演劇ならさしずめ歌舞伎などはその典型だろう。遠来の客もまた、「伝統」の中にその国や人々の生活、習俗などを見ようとする。日本人が外国へ行ったときも同様である。「異国情緒」というのであろう。 「茶道」もその一つに入りやすい。様式化されたセレモニーは格好の「日本」であり、点前の真似事をすればもう立派に日本の文化に接したことになる。それがひとつのキッカケになればいいが、
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