昨年は戦後最大ともいわれる深刻な不況の中で明け暮れした。不況に強いといわれてきた食品業界も消費の冷え込みで売上げダウンし、明るい話題に欠いた年となった。新製品もこれといった目玉がなく、一昨年からの売れ筋商品が健闘するなど、積極的な動きが見られなかった。天候にも恵まれず、記録的な冷夏で稲作は大打撃を受け、コメ不足の不安とショックが日本全国を襲った。そしてコメの輸入とウルグアイラウンドの決着で幕が閉じた。果たして今年はどんな年になるのか。日本食糧新聞社では食品業界のトップに今年の
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