長寿の国・沖縄と食い倒れの町・大阪の共同プロジェクトで、健康でしかもおいしい画期的な商品が誕生した。動脈硬化や血圧低下など生活習慣病に有効な働きをする「発芽玄米」に肝機能強化や強い抗酸化作用が特徴の「ウコン」の栄養素を加えた、その名もズバリ「琉球直送おくさま印ウコン入り発芽玄米」。

玄米を発芽させる段階でウコンの栄養成分を染み込ませる画期的な製造方法（製造特許申請中）で作られ、クルクミン三八ｐｐｍをはじめ、ウコン特有の栄養成分がたっぷり含まれている。

沖縄ではウコンに肝機能強化や老化防止、がん抑制効果などの働きがあるとして長年珍重している。この開発プロジェクトは、沖縄県産業振興公社事業可能性評価委員会の認定など、同県の全面的なバックアップを受け進められてきた。

ウコンには「まずい・苦い」というイメージがつきものだが、同品には苦みや特有のにおいが全くなく、むしろほのかな甘みを感じる。鮮やかな黄色がまた、食欲をそそる。おにぎりや炊き込みご飯を試食をしたモニターからは「普通の発芽玄米より食べやすくおいしい」と驚きの声が寄せられたという。

原料玄米は石垣島産ひとめぼれを全量使用。一合ずつ真空パック入り。浸漬不要ですぐ炊けるウエットタイプ。

▼一二〇グラム×三パック、六〇〇円（税別）。発売元=幸南食糧（株）、大阪府松原市、電話０７２・３３２・２０４１