知って得する情報:ウーロン茶継続飲用が血管年齢を若返らせる、フォーラム開催

2003.06.10 94号 10面

「血管年齢」は、身体の若さや健康状態を表す一つの指標ともいえる。しかし食生活の偏り、運動不足などにより血管年齢が実際の年齢よりも高い人が最近急増している。

このほど開催された『ウーロン茶フォーラム2003 美容・健康とウーロン茶』(主催・福建省科学技術庁、後援・中華人民共和国駐日大使館、協賛・サントリー(株))で、福建省医学科学研究所の金静君氏が、この問題をウーロン茶が是正する実験結果を発表した。

実験は、中国福建省の学生・社会人男女四四人に対し、加速度脈波計を用いて血管年齢を測定し、実年齢と比較。ウーロン茶ティーバッグ(三グラム)を一日三回、四カ月間飲用してもらい、計測を続けた。実験当初四四人の平均実年齢が四〇・四歳であったのに対し、血液年齢の平均は四八・一歳と七・七歳も高い結果だった。それが四カ月後は四〇・五歳とほぼ実年齢に近づいたが、ウーロン茶飲用中止二カ月後は、また平均四二・八歳と飲用二カ月後の数字に戻ってしまった。

このことからウーロン茶は、実年齢よりも高い血管年齢を若返らせる効果があることが判明、飲用の継続が重要であると結論づけた。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: サントリー