自由時間術:O-CHA一堂に 世界お茶まつり、静岡市で開催

2001.09.10 73号 5面

「お茶・新たな可能性への挑戦~21世紀の暮らしと健康のために~」をテーマに、10月5~8日、ツインメッセ静岡(静岡市)において「世界お茶まつり」(主催・世界お茶まつり実行委員会=054・221・2673、後援・日本食糧新聞社ほか)が開催される。世界のお茶に関するさまざまなプログラムが予定されているという、健康情報満載のイベントだ。ちょっとその内容を覗いてみたい。

丸山製茶(株)(静岡県掛川市、0537・24・5588)は「抹茶きなこ」を出展。緑茶は茶殻とともに捨てられる成分が多く、まるごと食べたほうが有効成分を多く摂取できることは知られている。「抹茶きなこ」は、玉露になる原料茶葉を石臼で丹念にひいた抹茶と、健康によいと注目されているきなこを合わせたもの。きなこの原料になる大豆には植物性タンパク質、カルシウム、鉄、カリウム、ビタミンB1、食物繊維など生活習慣病を防ぐ成分が多く含まれている。中でも注目されるのが女性ホルモンのエストロゲンとよく似た構造をしている「イソフラボン」。更年期後の女性ホルモン減少によって起こる動脈硬化や骨粗鬆症を予防し、女性の老化を遅らせると考えられている。牛乳に溶かしたり、ヨーグルトやアイスクリームに加えれば、手軽に健康と美容に役立つ。

(株)明伸(静岡県焼津市、054・621・4111)の「茶油(てぃーゆ)」は昨年、テレビの健康番組でとりあげられ、生産が追いつかないほどの好評となったもの。中国産の自然な茶の実から圧搾法で作ったオイルで、善玉コレステロールを安定させ、成人病の原因となる悪玉コレステロールを減少させるオレイン酸を約八〇%含んでいる。茶油を使ったドレッシングやマヨネーズなどもある。

日研フード(株)(静岡県袋井市、フリーダイヤル0120・662・669)は、冷水にもサッと溶け茶殻も出ない手軽なタイプの「焙じ茶(ほうじちゃ)」を出展する。香りはやさしい焙煎風味で、無着色・無香料にもかかわらず、香ばしくほのかに甘い、さっぱりとした風味となっている。

風味だけでなく、「実力」もある。一般煎茶と比較してカテキンは二倍、カフェインは半分。カテキンは強い抗酸化力を持つお茶の有効成分だが、これまではカテキンの含有量を増やした場合、カフェインも増えてしまう傾向があった。同社は独自の技術で低カフェイン化に成功し、この問題を解決したという。

同社ブース内には(株)ゼンケンの高性能活水器「スリマー」も展示される。コンパクトながら六層のカートリッジでトリハロメタン、鉛、農薬、環境ホルモンなどの問題物質を除去でき、五〇度までの温水に対応できる。よい水でさらにおいしいお茶を飲んでもらいたいという提案だ。

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