自由時間術:ワインと料理を楽しむ「ヴァンサン」昼食会
暑い暑い夏の季節。ギンギンな天気の日はキンと冷えたワインでスキッと過ごしてみては?。7月17日(火)、東京・六本木の「ヴァンサン」で、シェフ自慢の本格フランス料理とこれにぴったり合うワインを楽しむ昼食会が催された(主催=日清フーディアムクラブ)。
料理は、「ソースのジョー」として名高いフレンチの鉄人・城悦男シェフが心を込めて作った、ため息の出るような逸品ばかり。ワインは、チーフソムリエの大狩洋さんが選定。それぞれ解説を聞きながら料理とワインを楽しんだ。
「ワインは食事にあわせて、またTPOにあわせて選ぶことが、上手に楽しむコツです。今日のようにとても暑い日で、喉も渇いているような時には、軽やかなワインを冷たく冷やし気味にしていただくのがおすすめ。本日は三種類のワインをご用意しましたが、まずはじめに、軽やかなスペイン産のスパークリングワイン『コドルニュー』。次に少し落ち着かれたところで、城シェフの一流の目が選んだ魚料理(自家製スモークサーモンやアイナメのグリエ)にあわせ、なめらかで口当たりの良いフランスの白ワイン『ピア・ドール』を。そして、本日の肉料理『鶏とフォアグラのパイ包み焼き』には、カリフォルニアワインの神様と呼ばれるロバート・モンダビの作った『カベルネソービニョン(赤)』で料理とのハーモニーをお楽しみください」(大狩氏)。なるほど、おいしいものをおいしくいただく術はちょっとした気遣いにコツがあるようだ。
アールデコ調の内装にリモージュの食器、数々の名画に囲まれた落ち着いた上質な空間の中で、最高峰の味とサービスを堪能する夢のようなひとときに参加者は、身も心も癒されたと心から満足の笑みを浮かべていた。
※問い合わせ=六本木「ヴァンサン」03・3589・0035、日清フーディアムクラブ03・3205・5252