気になる話題:「大豆イソフラボンアグリコン」に更年期障害を緩和する効果
更年期障害や骨粗鬆症など女性疾患に対する有効素材として注目を集めている「大豆イソフラボン」。これまでの研究では女性ホルモン様作用のほかに、発がん抑制・抗酸化性・抗菌性などの生理活性も確認されている。
中でも、大豆を発酵して得られる成分「大豆イソフラボンアグリコン」に、更年期障害特有の“ほてり”などの症状の緩和効果があることが、キッコーマン(株)(千葉県野田市、0471・23・5111)の臨床実験で確認され、先頃、東京千代田区で開催された日本成人病学会で発表された。
更年期障害は閉経前後における女性ホルモンのエストロゲン分泌低下により起こる不定愁訴。大豆イソフラボンアグリコンはその構造的特性からエストロゲンに似た作用を示すことから、これまでも更年期障害など女性疾患緩和への効果が期待されていたが、臨床実験で明確に確認されたのは今回が初めて。
大豆イソフラボンアグリコンは、醤油や味噌・納豆などの大豆発酵食品で摂取することができる。また同社では、骨粗鬆症や動脈硬化症に対しても予防効果があることを確認している。更年期障害の症状緩和のみならず、骨と血管の老化を食い止め、これからの高齢化社会において有効な対応策になるものと考えられる。














