波動を高める食生活のコツ
私たちが自分で波動を高めることは決して難しいことではない。普段の心掛け一つで健康と長寿を得られる。内的要因として大事なのは、きんさん・ぎんさんのように精神的にプラス発想で過ごすこと。また、外的要因として良いものを心掛けて選択していくことで、かなりの違いが出てくる。特に食品は健康を支える大事な柱。波動を高める食生活のコツを探った。
劣化の早い揚げ物は、新鮮な油を使い、揚げたてを食べるということが大切。
天ぷら油など一回使用しただけで食用には不向きとなる。とくにアレルギーやアトピーには影響が大。たとえ新品の油で揚げたものでも五時間以内に食べるようにしよう。スナック菓子などは製造から一~三カ月経過しているものも多い。包装形態・陳列の状態の良いものを選ぼう。
噛むことは人間にとって重要な行為。とくに噛んで唾液を出すことに大きな意味がある。中国には、朝起きぬけに自分の唾液をためて飲み込むという健康法があるという。
だが噛む回数が十回以下では、逆に波動は食品本来の数値より低下する。たくさん噛んで、唾液を多く出し食べ物と混ぜ合わせてから飲み込むよう心掛けよう。
野菜や果物は十分に水洗いすることが大切だ。
意外にも市販の大葉は、波動数値が非常に低い。一般に大葉は、α-リノレン酸が豊富でアレルギーに良い野菜といわれるが、飾り野菜として虫喰いや色の悪化を防ぐため、市販品は農薬などの使用頻度が高い。また、輸入大豆やイチゴなども、表面の有害物質を意識し、十分に水洗いしよう。
注目は「幸福感」の項目の数値の高さ。チョコレートという食品は、臓器の数値はマイナスながら、精神面にはまたとない優れた効果をもたらすことが分かる。戦争直後「ギブミー…」と子供たちを虜にした話や、登山者を救うという話も頷ける。
他にも、嗜好品と呼ばれる食品は、これと似た波動数値が見られる。食べ過ぎは身体に良くないが、効果的に食べれば意識の波動を高めるのに役立つ。
赤坂レディスクリニック(電話03・3586・5956)の阿部實院長は、赤坂予見医学研究所を設立し、波動を応用して病気体質を早く把握し、発病前に食事療法を中心として体質改善を行う方法を確立している。
「病院の検査、人間ドックなどはある一定の範囲に測定結果が収まれば異常なしとの診断になる。それに対し、波動測定では現在の機能がそのまま数値となり、発病前でも予見が可能。さらにレントゲンを浴びるわけでもなく手軽で安全な検査法なのです」。