マーガリン類特集:家庭用=漸減市場活性化へ 調理用途提案で需要創出

乳製品 特集 2015.06.22 11199号 05面

 14年度(14年4月~15年3月)の家庭用マーガリン類市場は、約5%減で着地したもようだ。昨年の上期は2~3月の増税前の仮需があった反動で4~5月は消費が減少し15%近く減少した。下期はバターの代替需要があったが、全体としては伸び悩んだようだ。15年度は、前年の消費増税の反動で4月単月では前年を超えたが、5月は5~6%減で、4~5月の累計は前年並みで推移。今年も不足気味のバターの代替需要が見込まれるがそれも限定的で、家庭用マーガリン類のトレンドとしては漸減傾向が続きそうだ。

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