食品ニューテクノロジー研究会講演:明治大学・中村卓教授

 ◆「おいしい食感の見える化 ~食品構造工学からのアプローチ~」 明治大学農学部食品工学研究室 教授 中村卓氏  食感は咀嚼(そしゃく=歯で噛(か)む・舌でつぶす)による食品構造の破壊過程で力学特性(例えば、かたさ・粘り)と構造状態(例えば、粗滑や大小)の「変化」が知覚・認知され、感性的な言葉で表現される(例えば、もちもち・クリーミー)。つまり、「食品構造の変化」がおいしい食感の根本と考えられる。そこで、われわれの研究室では、おいしさを食品構造から追究

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