NCを中心に売場も広がり、シーンに合わせて消費者の選べる楽しみも増えた
チーズ市場の拡大が続いている。農林水産省の発表によれば、17年度のチーズ国内総消費量は、前年比5.3%増の33万8344tで過去最高を更新。プロセスチーズ(PC)は前年並みだったが、ナチュラルチーズ(NC)が9.1%増で全体を大きくけん引した。NCは輸入も好調で前年比8.3%増の26万6980t。こちらも過去最高を記録した。特にPC原料用以外の伸びが10.6%増と著しく、多くの業態から引き合いが強いNCの人気があらためて浮き彫りになった。(柴田真希都)