スターゼングループ、阿久根から香港へ和牛初輸出 米国向けも輸出認可
食肉卸大手スターゼンが出資する鹿児島県阿久根市の第3セクターで、食肉処理施設の阿久根食肉流通センターと、食肉加工子会社スターゼンミートプロセッサー(SMP)の阿久根工場は8日、香港へ向けて国産牛肉を初出荷した。同施設からの海外輸出はマカオ、シンガポールに続いて3ヵ国目となる。7日に香港政府から輸出牛肉取り扱い施設としての認定を受け、翌日、鹿児島県産の黒毛和牛リブロース・サーロイン5頭分(200kg)を初輸出した。空輸便で12日に現地へ到着した。(本宮康博)