ウワサの新店舗:「豊洲もったいないプロジェクト魚治 中目黒」

2019.07.01 485号 15面
店頭では「もったいない鮮魚」の販売も。カウンターとイスが設置されており、買い物ついでにふらっと飲んでいきたくなる

店頭では「もったいない鮮魚」の販売も。カウンターとイスが設置されており、買い物ついでにふらっと飲んでいきたくなる

てま天~うに~ 300円(税抜き)

てま天~うに~ 300円(税抜き)

魚メンチ 280円(税抜き)

魚メンチ 280円(税抜き)

ハモ天おこげさんど 500円(税抜き)

ハモ天おこげさんど 500円(税抜き)

●買い手が付かない食材で日替わり料理を提供

【注目keyword:もったいない食材活用】

規定のサイズ外であったり、傷があるなどの事情で、市場で買い手が付かない食材。味には何ら遜色がないのだから、こうした食材を捨ててしまうのはもったいない! として、(株)MUGENでは、「もったいない食材」をおいしく調理して提供する「もったいないプロジェクト」を推進。その新店舗「豊洲もったいないプロジェクト魚治 中目黒」が、東京・中目黒に6月、オープンした。

同店は、「もったいない食材」を使った刺身や焼き物、天ぷらなど和食がメインの居酒屋だ。輸送中に身が折れてしまったり表面に傷がついた冷凍の魚や、大きくなり過ぎてしまい、骨切りに手間がかかるハモ、サイズが大小不揃いのホタルイカなど、味はまったく変わらないながらも市場では敬遠される食材を使い、毎日の仕入れに合わせて日替わりで料理を提供する。

また、店頭では、「もったいない食材」の鮮魚の販売も行う。居酒屋でありながら、町の魚屋としての顔も持ち、地域の人々とのコミュニケーションを積極的に図っていくという。「地元客が魚を買いに来たついでに一杯引っかける」といった古き良き昭和を思わせる光景が展開されそうだ。

●店舗情報

「豊洲もったいないプロジェクト魚治 中目黒」

所在地=東京都目黒区目黒3-5-24

営業時間=17時~翌1時/席数=23席

●「てま天~うに~」 300円(税抜き)

手巻きの形で揚げた海苔に、ご飯と具材をのせたユニークな手巻き寿司の天ぷら。具材は、仕入れによって日々変わる

●「魚メンチ」 280円(税抜き)

仕入れ状況に応じて変わる魚メンチ。少し臭いがあるために敬遠される「もったいない鮮魚」を活用する際は、香草を使い、味付けに工夫を加えて調理

●「ハモ天おこげさんど」 500円(税抜き)

「もったいない食材」を天ぷらにしておこげにサンドした「おこげさんどシリーズ」は、同店の名物料理

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