工場ルポ:ハチ食品・駒ヶ根工場 自社焙煎の香辛料を使ったカレーなどレトルト食品の専用工場
1845(弘化2)年、薬種問屋として創業し、1905(明治38)年に生薬を使用した日本初の国産カレー粉の製造に成功、「蜂カレー」として販売したハチ食品(株)。各種香辛料・調味料のほか、カレーやパスタソース、スープ、炊き込みご飯のもとなどレトルト食品の製造・販売を手掛ける。香辛料・調味料を製造する兵庫工場に加え、2000年、レトルト食品専用工場として長野県駒ヶ根市に開設したのが、駒ヶ根工場。13年には第2工場も稼働させた。ここ数年、積極的な設備投資を行い、取引先のさらなる要望