2月1日。今日はメンマの日
2月1日は株式会社富士商会が制定したメンマの日。長年にわたりメンマを加工・販売してきた同社が1950年2月1日に設立されたことに由来する。
原料の輸入が難しくなってきたメンマ
広義にはラーメンなどに使用される輸入された麻竹タケノコを乾燥・加工したものである。今日では天日乾燥した筍、すなわち「中国産メンマ」を指して いる。1974(昭和49)年頃まで は、筍片(スンペン)とか統床片(トウショウヘン)などと呼称されていた、猛宗竹が原料の中国産メンマも使用されていたが、75年以降は台湾産に比べ品質が悪く(加工=ボイルしても筋が残ったり、歩留りが良くない)、ニーズがなくなったため輸入が激減した。そのため従来は台湾産が主力であったが、ハイテク産業国家となり、農業従事者の大幅減少により生産量が激減し、現在では輸入のほぼ100%が中国産に代わってきた。
(日本食糧新聞社『食品産業事典 第九版』(引用箇所の著者:木村繁男 ))