地域卸は自社ならではの提案や取組みを通じて展開を図っている
2020年を迎え、首都圏に次ぐマーケット規模を誇る関西食品流通市場は、他エリアからのドラッグストア(DgS)の依然として積極的な出店攻勢などもあり、オーバーストア状態が続いている。昨年の消費増税と複数税率の導入で始まったキャッシュレス・ポイント還元制度により、消費者の購買行動にも変化が見られる。卸各社を取り巻く状況を見ると、物流費の高騰はとどまる気配がなく、収益を圧迫しているのが実情だ。粗利改善やコスト削減など経営課題は山積している。
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