花かつお・削り節特集
花かつお・削り節市場は19年度、18年に引き続き前年実績の規模を維持した。天候要因で追い風を得たほか、少量・適量の使い切り提案が定着し、単価を上げて数量減をカバーした。期末から新型コロナウイルス感染防止の内食増大で消費拡大。本来のだし取り、料理用途を広げる好機にし、目前のコストアップ、業績縮小を補いたい。(吉岡勇樹)
-
◆花かつお・削り節特集:500億円市場を維持 料理用途の拡大目指す
水産加工 2020.06.01花かつお・削り節市場は19年度、18年に引き続き前年実績の規模を維持した。天候要因で追い風を得たほか、少量・適量の使い切り提案が定着し、単価を上げて数量減をカバーした。期末から新型コロナウイルス感染防止の内食増大で消費拡大。本来のだし取り、料理用途を広…続きを読む
-
花かつお・削り節特集:ヤマキ “だし活”プロジェクト本格化
水産加工 2020.06.01ヤマキはだしの利点を明示する「だし活(かつ)プロジェクト」を本格化する。単なる拡販企画でなく、減塩や野菜摂取が進むといった「7つのメリット」を生活者に伝え、量販店の有力顧客になる、だしユーザーを広げる。SNSも活用して若年消費を喚起し、だし文化を次代…続きを読む
-
花かつお・削り節特集:にんべん 内食需要増でFPなど大幅伸長
水産加工 2020.06.01にんべんは前3月期、期末に内食増の追い風を受けて、収益を底上げした。3月売上げを前年比20%以上伸ばし、主力の「フレッシュパック(FP)」業績を前年並みまで押し上げた。 通年では昨春発売の「FPプレミアム本枯鰹節2.5g×8袋」や「FPソフト1.5…続きを読む
-
花かつお・削り節特集:ヤマヒデ食品 主力「業務用だし」が堅調推移
水産加工 2020.06.01【関西】ヤマヒデ食品は、主力商品の「業務用だし」(サバ、イワシ、ムロアジなどの混合削り節、150g、200g、300g)と、「業務用だしパック」(20g×6P)が堅調に推移している。同商品は売上げの10%を占めるロングセラーで堅調に推移している。 …続きを読む
-
花かつお・削り節特集:マルトモ 「プレ節」認知度拡大へプロモーション
水産加工 2020.06.01【中国】マルトモの20年3月期の削り節売上高は前年実績を上回った。特に、かつおパックは前年比4%増と好調に推移し、花かつおも前年実績を上回る結果となった。営業を強化している「プレ節」に続き、差別化商品として投入した「近海一本釣り」も好評で順調に出荷数…続きを読む
-
花かつお・削り節特集:ベストプラネット 次の成長カテゴリーを開拓へ
水産加工 2020.06.01ベストプラネットは前6月期、一般家庭用向けの再強化に成功した。自社カビ付けの手頃な枯れ節といった、独自商品を育てた。3月からの生活防衛、巣ごもり需要で勢いを増した。 業務用は新型コロナ禍で苦戦。国民の自己防衛は続くと判断し、次の成長カテゴリーを開拓…続きを読む