寒天特集:「天がら」を有効活用 そば殻と混ぜ堆肥に 茅野市で

水産加工 特集 2012.01.27 10608号 08面

 角寒天を作る際に出る搾りかす「天がら」。これまでは酪農業者などに有料で引き取ってもらっていたが、長野県茅野市では、そば殻と混ぜた堆肥としての有効活用が始まった。長野県寒天水産加工業協同組合は、「二つの名物が連携した循環型モデルで、特産をアピールできれば」と期待を寄せている。  堆肥は、市内でそばを栽培し製麺なども行っている企業が、自社で出るそば殻と混ぜて生産。そば栽培に適した有機肥料だといい、今年秋ごろに販売を始める予定だ。

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