塩特集:TOPICS=塩でも進むPB化、安易な受託に警鐘も
食品の値上げが相次ぐ中で、PB(自主企画)商品の存在感が高まっている。大手小売はNB(ナショナルブランド)商品の値上げに対して、PBの拡販を強化。グループ内での導入促進や開発・販売子会社を立ち上げるなど、取り扱い量を増やしている。塩のPB商品も増えているが、価格面での訴求力は弱い。安易な受託はメーカー自身の首を絞めることになるため、業界関係者からは現状を懸念する声が多い。 家庭用塩はイオンの「トップバリュ」や、セブン&アイHDの「セブンプレミアム」