味食研の塩事業の24年7月期売上げは、前年比4.8%増で着地。値上げが利いているが、物量ベースでもわずかに伸長している。家庭用は、「焼塩」450gタイプがドラッグストアを中心に好調に推移している。売上構成比の高い業務用は売上げがコロナ前の水準に戻って…続きを読む
味の素はインフルエンサーを通じ、アジシオ」のメニューを提案、順調な売上げで推移しているとみられる。料理研究家のリュウジが「アジシオ」を使った「究極の塩むすび」を紹介するなどで奏功。「やさしお」は苦戦が続くが、おいしく減塩できる「スマ塩」を提案。「瀬戸…続きを読む
赤穂化成を主軸とするAKOグループの一角を担う天塩は、にがりを生かしたまろやかな味わいが特徴の「赤穂の天塩」シリーズを主力に展開している。近年では単価が高い「天海の塩」シリーズが伸長しており、23年は前年比15%増の伸びしろを見せた。全体的に高付加価…続きを読む
エスビー食品は、塩ジャンルで新たにオーガニックの需要を掘り起こす。同社の「マジックソルト」を中心とするシーズニングソルトはこの1年間、堅調に推移し、実績は安定している。新たな需要を生み出すことで、市場の一層の活性化を狙う。 エスビー食品は「ORGA…続きを読む
徳島県鳴門市に本社工場をもつ鳴門塩業は、安全性が担保された衛生的な生産設備を備え、世界トップレベルの技術で高品質な塩を製造する。業務用塩は用途に合わせた幅広い塩種をラインアップし、家庭用塩は「鳴門ブランド」の持つポジティブなイメージを生かした商品開発…続きを読む
伯方塩業の看板商品「伯方の塩1kg」が日経POS塩カテゴリーで、5年連続売上げ1位を獲得した。今秋には1位獲得を記念した消費者還元キャンペーンの実施を予定しており、引き続き1位を獲得できるよう、さまざまなメディアを活用したプロモーション活動も併せて展…続きを読む
マルニは発売62年目の看板商品「エンリッチ塩」の包材を一新し、10月1日にリニューアル発売する。国産海水塩をベースにサラサラと使いやすい食用塩の特徴はそのままに、包装形態とデザインを一新する。環境に配慮して1袋当たりのプラスチック使用量は家庭用470…続きを読む
国内製塩最大手の日本海水は、赤穂工場(兵庫県)と讃岐工場(香川県)の2拠点で業務用・家庭用ともに多彩なラインアップの塩を提供している。 業務用塩は規制緩和による外食需要の回復などで堅調に推移しているが、コロナ禍前の完全な回復には至っていない。さらに…続きを読む
塩事業センターは公益財団法人として関係各社と連携し、国民に欠かせない生活用塩の安定供給と緊急時に備えた備蓄業務などに取り組んでいる。 23年度の生活用塩販売数量は、食塩シリーズなどの「国産塩」が前年比5.7%減の2万1521t、食卓塩シリーズなどの…続きを読む
たばこと塩の博物館(東京都墨田区)は、開館の翌1979年から開催している小中学生向けの特別展「塩の学習室」が今年で45回目を迎える。同館は塩の働き・役割・機能を伝えることを使命に、これまで「塩と海」「塩と動物」など、テーマごとに塩との関わりや使い道を…続きを読む