塩特集:エスビー食品 「マジックソルト」伸長
2025.08.06
エスビー食品は汎用(はんよう)シーズニングの「マジックソルト」が2月に新製品「柚子」「バーベキュー」発売と既存品をリフレッシュしたことが大きく奏功し2桁以上伸長した。3月からはタレントのDAIGOを起用したTVCMを投入。これに連動した販促物を作成し…続きを読む
●見方次第で答え変わる たばこと塩の博物館(東京都墨田区)は、小中学生向けの特別展「第46回塩の学習室」を7月19日から8月24日まで開催している。今年のテーマは「海と塩のハテナ いろんな見かたで考えよう!」。同展企画を担当した高梨浩樹主任学芸員は…続きを読む
塩業界は減塩志向や家庭での漬物離れ、梅の不作などで家庭用需要が減少し、2024年度の生活用塩販売量は前年比3.9%減となった。一方、猛暑と熱中症対策の義務化で、塩分補給商品への需要は増加。各地で啓発活動も進む。健康志向 […]
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24年度に食品加工用として消費された塩は、62万8000t(前年比0.8%増)だった。内訳は漬物用が5万8000t(同7.9%減)、味噌用が2万8000t(同7.7%増)、醤油アミノ酸用13万6000t(同0.7%増)、水産用11万t(同3.8%増)…続きを読む
財務省が6月に発表した最新の塩需給実績によると、24年度に小売店などを通じて販売された生活用塩(特殊用塩、特殊製法塩を含む)は14万9000tと前年比3.9%減だった。 ダウントレンドの背景には減塩志向のほか、家庭で漬物を作らなくなりつつあることも…続きを読む
食生活の変化や人口減、減塩志向などが重なり、ダウントレンドが続く塩業界だが、24年は梅の全国的な不作や秋冬野菜の高騰が消費量の大きい漬物需要に影響し、家庭用・業務用ともに各社は打撃を受けた。一方で温暖化の影響が続く中、労働安全衛生規則改正により、6月…続きを読む
人口減少や健康ブームに伴う消費量減少に歯止めが利かない塩業界では、製造コストの増大と市場の縮小に苦心している。24年は全国的な梅の不作による影響を受け、生活用塩の大幅な売上げ減が各社で見込まれている。(志賀愛美)
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味食研の塩事業の24年7月期売上げは、前年比4.8%増で着地。値上げが利いているが、物量ベースでもわずかに伸長している。家庭用は、「焼塩」450gタイプがドラッグストアを中心に好調に推移している。売上構成比の高い業務用は売上げがコロナ前の水準に戻って…続きを読む
味の素はインフルエンサーを通じ、アジシオ」のメニューを提案、順調な売上げで推移しているとみられる。料理研究家のリュウジが「アジシオ」を使った「究極の塩むすび」を紹介するなどで奏功。「やさしお」は苦戦が続くが、おいしく減塩できる「スマ塩」を提案。「瀬戸…続きを読む
赤穂化成を主軸とするAKOグループの一角を担う天塩は、にがりを生かしたまろやかな味わいが特徴の「赤穂の天塩」シリーズを主力に展開している。近年では単価が高い「天海の塩」シリーズが伸長しており、23年は前年比15%増の伸びしろを見せた。全体的に高付加価…続きを読む
エスビー食品は、塩ジャンルで新たにオーガニックの需要を掘り起こす。同社の「マジックソルト」を中心とするシーズニングソルトはこの1年間、堅調に推移し、実績は安定している。新たな需要を生み出すことで、市場の一層の活性化を狙う。 エスビー食品は「ORGA…続きを読む