外食ラーメントレンド予測:シマダヤ「『真打』平打ちウェーブラーメン」 多加水麺の人気急上昇
![古き良き喜多方ラーメンで使われている平打ち、ちぢれタイプの麺はスープの絡みもよく、少し懐かしいイメージ。他店との差別化にも](https://news.nissyoku.co.jp/wp-content/uploads/2023/11/562691.jpg)
古き良き喜多方ラーメンで使われている平打ち、ちぢれタイプの麺はスープの絡みもよく、少し懐かしいイメージ。他店との差別化にも
![「真打」平打ちウェーブラーメン(多加水仕様)〈ミニダブル〉](https://news.nissyoku.co.jp/wp-content/uploads/2023/11/562692.jpg)
「真打」平打ちウェーブラーメン(多加水仕様)〈ミニダブル〉
●「王道の味」+「オリジナリティー」 もちもち多加水麺の人気急上昇
近年、ラーメンは高価格化し、「1000円の壁」を超えるラーメンも今では珍しくなくなりました。また、ここ数年、淡麗の清湯系スープが根強い人気ですが、清湯スープも1種類のだしではなく、地鶏、豚、牛、魚介などを組み合わせた複雑なおいしさ、高価格に見合う味が求められています。
具材にもこだわりが求められていますが、個人的に最近着目しているのはワンタン。エビのすり身や肉などを包んだワンタンを2~3個添えたラーメンを、よく見かけるようになりました。店ならではのオリジナリティーも出しやすく、見栄えもいい。今後、ラーメンのトッピングで採用する店が増えていきそうです。
高級化するラーメンと対極にあるような、シンプルな卵のせ麺(釜玉中華)や昆布水つけ麺にも今、注目しています。ラーメンの味わいが複雑化するのに対して、麺自体のおいしさをシンプルに味わいたい、というニーズが出てきたのではないかと思います。
麺のトレンドでは、こだわりを追求する傾向から多加水麺を採用する店が増えているようです。しかし、生の多加水麺は水分が多く、輸送するとベタついたりだんご状になってしまいやすい。そのため自家製にする店が多く、そのもちもちとした独特の食感とつるみからも他店との差別化につながっているようです。
外食店のラーメンは今後もいっそうブラッシュアップされると思いますが、主流になるのはこだわり抜いた斬新なラーメンというよりも、やはり王道の味に回帰するのではないでしょうか。昔ながらの王道の味に、店ならではのこだわりとオリジナリティーを上手にプラスできたラーメンが支持を集めていく、と予測します。
●シマダヤのイチ押し
「「真打」平打ちウェーブラーメン(多加水仕様)〈ミニダブル〉」
特長あるもちもち平打ち麺
福島の喜多方ラーメンの食感と外観をモチーフにした多加水製法の平打ちウエーブラーメン。白みの強い色調ともちっとした食感が特徴
規格=200g×5個(冷凍)
●TREND POINT
もちもちとした食感の多加水麺が人気傾向
麺自体をシンプルに味わいたいニーズも
王道のラーメンにプラスアルファのこだわり