未来への羅針盤 食が紡ぐ共生社会:キーコーヒー×WCR、品種改良推進を 未来へ分担投資
柴田裕社長(左)とWCRのロングCEO
講演するロングCEO
キーコーヒーは2016年から、世界的なコーヒー研究機関のワールド・コーヒー・リサーチ(WCR)と協業を開始し、17年には気候変動に適応する品種開発へつながる栽培試験をインドネシアの直営農園で実施している。このほど、WCRのJenifer“Vern”Long(ロング)CEOが来日し、同社でセミナーを開催した。ロングCEOは「持続的なコーヒー栽培へ向け、品種改良などのイノベーションが重要。その実現のために生産者やコーヒー企業、そして消費者による分担投資が必要」を語った。(本吉卓