◇米穀業界リポート 「産地の続くを支える」を掲げるヤマタネは、もみ殻からセルロースを抽出・販売する事業を開始。稲作の課程で大量発生するもみ殻の排出量は、コメ生産量の約2割に当たる約150万t(年間)に上り、廃棄コストや環境負荷で産地課題となっている…続きを読む
令和のコメパニックでコメや農業に注目が詰まる中、大手コメ卸はコメ生産を支える農業支援を活発化している。その一環として、シーズン真っ最中の田植えイベントを開催。参加者たちが、農業の持続可能性実現について考えるきっかけとなることを目的としている。 神明…続きを読む
ヤマタネは6日、熊本県山鹿市の農産ベストパートナーの全株式を取得し、子会社化した。また、その関連会社しん力に関しても、農産ベストパートナーが全株式を取得し、孫会社化する予定だ。 ヤマタネグループは1924年の創業以来、安心・安全・良食味のコメを提供…続きを読む
ヤマタネは6日、熊本県山鹿市の農産ベストパートナーの全株式を取得し、子会社化した。また、その関連会社しん力に関しても、農産ベストパートナーが全株式を取得し、孫会社化する予定だ。(佐藤路登世) ※詳細は後日電子版にて掲載いたします。
●未利用バイオマス有効活用 稲作の過程で大量発生するもみ殻。わが国では年間、コメ生産量の約2割に当たる約150万tが排出され、廃棄コストや環境負荷が大きく、産地課題となっている。大手コメ卸のヤマタネはこの解決に貢献するため、もみ殻からセルロースを抽…続きを読む
稲作の過程で大量発生するもみ殻。わが国では年間、コメ生産量の約2割に当たる約150万tが排出され、廃棄コストや環境負荷が大きく、産地課題となっている。大手コメ卸のヤマタネはこの解決に貢献するため、もみ殻からセルロースを抽出・販売する事業に乗り出す。(…続きを読む
関東圏に本拠を置く有力コメ卸・ヤマタネは、物流と食品事業の2本柱で幅広い事業を展開している。2025年3月期は、中期経営計画「2025プラン」の最終年度と位置付け、米価上昇と23年10月にM&Aで連結子会社となったショクカイが業績に寄与している。 …続きを読む
ヤマタネが3月7日、仙台国際ホテルで開催した「持続可能な稲作研究会」で、「明るい未来の農業を目指して」をテーマに、同社河原田岩夫社長がファシリテーターを務めパネルディスカッションを行った。パネリストはJA新みやぎ佐藤由一専務ほか、若手農家代表は佐藤宏…続きを読む
今回のコメ騒動について、最大手の神明ホールディングス(HD)の藤尾益雄社長は「かねて近い将来、コメの不足・高騰を予想していたが、こんなに早くやってくるとは」と驚きが隠せない様子だ。一方、幸南食糧の川西孝彦社長は「コメが当たり前に食べられる未来が揺らい…続きを読む
大手コメ卸の間で従来の外食や中食など需要創造型川下戦略から、調達の要となる農業を支援する川上戦略へと方向転換が目立つ。きっかけは今回の米騒動で、業界内で農家高齢化と異常気象による生産力低下が要因という見方で共通し、国策を待つだけでなく、民間からも農業…続きを読む