災害食特集2025
2025.08.04防災食品市場は、災害時の長期保存が可能な商品を中心に拡大し、2024年には261億円に達すると予想される。特に地震の頻発や防災情報の発信で家庭の備蓄意識が高まっている。主要メーカーは生産能力の強化や栄養バランスに配慮した商品開発を進めているが、原料の…続きを読む
農林水産省の大臣官房新事業・食品産業部食品製造課原材料調達・品質管理改善室の阿辺一郎室長は、6月のFOOMA2025のセミナーで「災害食をめぐる政策動向」をテーマに講演した。その内容をまとめた。(佐藤路登世) ●研究開発など異業種連携支援 能登半…続きを読む
自然災害に備えた食、災害食の重要性が増している。市場も拡大し、24年防災食品の国内市場は、富士経済調べで前年比21.4%増の261億円となる見通しだ(グラフ)。ただし、同市場規模は備蓄を想定し、3年以上保存できる商品が対象で、通常のレトルト食品や缶詰…続きを読む