●多彩な資料や標本など紹介 国立科学博物館で「和食展」 「和食 日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産登録を受けてから10周年になる今年、東京都内の国立科学博物館(以下、科博)は朝日新聞社と共同主催で「和食展」を10月から開催している。自然史・…続きを読む
「一汁三菜」の「汁」を代表する味噌汁。味噌のトップメーカー、マルコメは「“一汁完結型”の具だくさん味噌汁がメニューとして広まるなど、和食カテゴリーもメニューの多様化や簡便・時短調理が進んでいる」ことから、こうした志向に応えて伸長著しい液状の「液みそ」…続きを読む
かどや製油グループのカタギ食品は、家庭用市場を中心に有機ごま、金ごま、セサミン高含有品種を使った「セサミンリッチ」などの原料特徴のある商品や、多様な形態の練りごま商品を強みとする老舗メーカー。食品ごま市場トップシェアメーカーとして、市場の拡大と活性化…続きを読む
フジッコは和食文化の継承へ、親子対象の食育イベントや小学校への出前授業、黒豆奉納式の実施など、多彩な啓発活動を推進している。 今回、初の取り組みとして、和食文化の継承と黒豆の魅力の発信を目的に、丹波黒黒豆奉納実行委員会や老舗豆類卸小売業者の小田垣商…続きを読む
群馬製粉は海外にも日本産米粉の市場を求め、18年から輸出を開始し、コロナ禍の自粛を経て昨年から普及活動を再開。目下、台湾と香港、イタリア、フランス、ドイツの5ヵ国に輸出している。 大型展示会では昨年、フランス「SIAL Paris」に続き10月、ド…続きを読む
千田みずほは、グループで展開する炊飯事業で培ったノウハウを生かし、実需者目線に立って着実に輸出先や輸出量を拡大してきた。販売先はシンガポールや中国に向けてが中心だが、販売量や問い合わせ件数が増加している。 中でもシンガポールで15年、同じ志を持つ生…続きを読む
関西の有力米穀企業・幸南食糧は海外マーケットにもチャレンジし、専門部署を立ち上げている。日本米海外輸出に加え、家庭用炊飯器が普及しない国に向けて、自社工場で製造するレトルトのパックご飯を展開。1月に製造ラインを完成させた冷凍米飯も加わり、3本柱で月間…続きを読む
有力コメ卸・木徳神糧は、海外ビジネスにもいち早く取組み、タイや中国、ベトナムに現地拠点を設置し、輸出と日本にない特徴のある海外のコメの国内販売、海外で生産したコメの第三国販売など、多様な切り口で展開している。 今年の日本米年間輸出量は、シンガポール…続きを読む
コメ卸最大手の神明は、日本産米海外輸出に関しても業界トップレベルのシェア25%以上で、22年は前年比23.2%増の7607tを輸出。今年の10月末現在の数字で、前年比27.1%増(1029t)の5023tに上っている。 輸出相手国は30ヵ国で、香港…続きを読む
日本米の海外輸出量が順調に増加している。財務省貿易統計によると、22年総輸出量は2万8928tとなり、前年比27%増の伸長となった。今年9月末まででも2万6188tに上り、さらに同32%増加している。円安の追い風に加え、メーンユーザーの外食産業がコロ…続きを読む