自民党の食料産業政策委員会(福田達夫委員長)は3日、小泉進次郎農林水産大臣に、同委員会がとりまとめた「食料システムの強靭化に向けた新たな食料政策の展開」について申し入れを行った。昨年5月の提言に続く第2弾と位置付け、現在、国会審議中の「食料システム…続きを読む
●社会課題解決企業へ進化 日本アクセスは今期始動の第9次3ヵ年中期経営計画(25~27年度)で食品総合卸ナンバーワンの事業規模と収益基盤の構築を図り、27年度に24年度比で売上高1800億円増の2兆6500億円、経常利益28億円増の354億円を目指す。…続きを読む
飲料メーカー5社は5月29日、24年11月に発足した「社会課題対応研究会」の活動を報告した。物流の「2024年問題」を喫緊の共通課題としてとらえ、24年3月~25年2月の期間、5社合計でトラックドライバーの待機時間(1時間以上)を平均約40%、運転業…続きを読む
森永乳業は22日、兼松、TOWINGと3者共同で「コーヒー2050年問題」解決へ向け、高機能バイオ炭を活用した実証実験を開始したことを発表した。コーヒー豆のサプライチェーンパートナーであるブラジル・ダテーラ農園の育苗地を対象に、TOWINGの「宙炭(…続きを読む
マルハニチロは5月26日、物流・商事を核に事業を展開するセンコーグループホールディングスと包括的業務提携を契約し、同日から開始した。物流分野を中心に非物流分野も含めた協業を通じて、両社が保有する経営資源を有機的に連携させ、相互の企業価値向上を目指す。…続きを読む
東京都卸売酒販組合は5月22日、東京・ロイヤルパークホテルで第72回通常総会を開催した。倉本隆理事長(日本酒類販売社長)が26年10月に控える3度目の酒税改正に関し、「メーカーと事前に意見交換を行い、円滑な価格改定を進めたい」としたほか、今期重点につ…続きを読む
業務用酒販のカクヤスを核とするカクヤスグループは、物流を軸とし、さまざまな商品の受注・配達・請求決済までの一連のサービスを提供する「販売プラットフォーム企業」へと進化させる。社名も7月1日付で「株式会社ひとまいる」と改め、カクヤスが構築した自社物流シ…続きを読む
長期保存食の需要拡大に伴い、業界最大手の亀田製菓グループ・尾西食品は、アルファ米を生産する宮城工場(大崎市)隣接地に第2工場の建屋を完成させた。屋上にヘリポートを設け、道路寸断の際にも物資輸送や救命救急の場外離着陸場として活用。耐震強度を通常の約1.…続きを読む
ニチレイロジグループ本社は今期から新中期経営計画を始動した。低温物流におけるナンバーワンソリューションカンパニーとしてのポジション確立を目指し、「強固な事業基盤の確立と成長実現に向けた3ヵ年」(嶋本和訓社長)と位置付けた。(1)国内での持続可能な物流…続きを読む
日清食品と自動運転システムの開発や同システムを搭載した車両による幹線輸送サービス事業などを行うT2は、T2の自動運転トラックを使用した幹線輸送の実証実験を、関東と関西を結ぶ高速道路の一部区間で、6月からスタートする。同社拠点・運行ルートの選定、実証貨…続きを読む