24年(1~12月)の缶詰・瓶詰・レトルト食品の国内生産量は、缶・瓶詰の2分野で減少した。不漁・不作による原料難や値上げによる需要変動が、依然として業界を悩ませている。レトルト食品は包材や包装技術の進化を背景に、対象とする容器の種類をアルミパウチ以外…続きを読む
乾麺の中元ギフトは引き続き、法人の贈答機会の減少などによるマイナス要因があるものの、個人向け需要は安定しており、全体として堅調に推移している。手延べそうめんを中心に夏の風物詩として生活者に浸透しており、昨今のトレンドは、乾麺と他食材との組み合わせなど…続きを読む
冷たく滑らかな口どけで多くの人を魅了するアイスクリーム。市場規模は6000億円を超えており(日本アイスクリーム協会調べ)、多彩な味わいと広範囲な価格帯により「手軽に楽しめる嗜好(しこう)品」として子どもから大人まで幅広い年代の需要をとらえている。今後…続きを読む
◇近畿中四国業務用低温卸流通特集 大阪・関西万博特別号 近畿中四国の業務用市場に今、千載一遇の商機が訪れている。開催中の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)やうめきたを中心とした新しい街の登場に、国内外からの人波ができ、生活する人々の熱気も高…続きを読む
国内のアイスクリーム市場規模は5年連続で過去最高を更新し、販売物量ベースで歴代2番目を記録した。日本アイスクリーム協会が12日に発表した販売実績によると、2024年度(24年4月~25年3月)のアイスクリーム市場規模はメーカーの出荷ベースで6451億…続きを読む
日本介護食品協議会は、会員企業を対象に2024年のUDF(ユニバーサルデザインフード)生産統計を集計し、生産量7万2041t(前年比5.2%増)、生産額563億5600万円(同10.0%増)で生産量・生産額ともに増加したと発表した。生産量についてはコ…続きを読む
キユーピーは育児食の生産・販売から撤退する。国内市場の底堅い動きに反して販売数量が低迷。原資材価格やエネルギーコストの上昇が長期化する中、現行品質での生産継続が困難と判断した。ユーザー・流通への影響を考慮し、全72品目ともに生産終了時期を1年後の26…続きを読む
2025年の製パン業界は、1月に各社が実施した価格改定の影響で、厳しい滑り出しとなった。25年1月の店頭販売実績は、調理パンを除く、食パン、菓子パンとも販売金額、販売数量が前年同月を下回った。厳しい状況は、2月も続いたが同月に底を打ち、3月以降は回復…続きを読む
節約志向が進み、牛肉価格が高騰する中、家庭での焼肉登場頻度が減少している。焼肉のたれは、コロナ禍の「おうち焼肉」需要で市場が伸長。22年には底をついたが回復し、その後も大きな増減なく推移している。一方、新規参入企業の登場や精肉売場での販売などもあって…続きを読む
●24年過去最高1137億円 個数と金額右肩上がり グミは1980年代に日本で販売を開始してから直近まで市場拡大を続けてきた。インテージの標準小売店パネルデータ(SRI+含む)※では、グミ市場は2024年に過去最高の1137億円の規模となり、100…続きを読む