包装米飯特集:たいまつ食品 レトルトがゆ、朝食提案奏功
2024.09.20たいまつ食品の包装米飯事業の前24年3月期は、レトルト米飯、レトルトがゆともに前期売上げを上回った。レトルトがゆは、朝食メニューとしての提案などが奏功した形。一方、今期は夏ごろに顕在化したコメ不足の代替特需もあり、在庫がひっ迫。現在も一部商品を出荷調…続きを読む
東洋水産の包装米飯が好調だ。4~7月の売れ行きは数量ベース、金額ベースともに前年を上回っている。無菌包装米飯とレトルト包装米飯とも順調に推移しているためだ。特に無菌米飯は、昨今のコメ不足による需要の高まりに加え、自然災害に伴う備蓄食の一環としてのニー…続きを読む
テーブルマークの23年度(1~12月)パックご飯販売実績は、アイテム数の整理などを計画的に進めたため、1割強の減少だった。今年1~6月も1桁後半の減少で推移したが、下期以降は配荷率や回転数が戻ってきた。さらに自然災害の備えやコメ品薄の影響で、8月に需…続きを読む
業界トップのサトウ食品は今秋、人気の「北海道産ゆめぴりか」をデザインリニューアルする。近年、全国的に認知度が上昇している低アミロースのブランド米で「サトウのごはん」シリーズの中でも年々売上げが伸長している商品。リニューアルを機に、さらなる飛躍に期待し…続きを読む
24年の大きなトピックはコメ不足の問題。前年の不作もあり関係者は早々に危惧していたが、8月の南海トラフ地震臨時情報や台風などの影響により消費者レベルで表面化。東京や大阪など、都市部の店頭からコメが消える騒動となった。代替品としてコメ売場にパックご飯が…続きを読む
無菌包装米飯に一部レトルト殺菌しているレトルト米飯(おかゆ含む)を合わせたパックご飯は、年々生産量が増加している。23年も食品需給研究センター調べで前年比約1.9%増の25万0367tと過去最高を記録した。しかし、その内訳はこれまでとは異なる。市場の…続きを読む
「パックご飯」と呼ばれる無菌包装米飯市場は、22年まで12年連続で拡大を続け生産量も過去最高を更新してきたが、23年は微減となった。とはいえ生産量20万tの大台を維持するなど高止まりの状態が続き、各メーカーはいまだに生産ラインをフル稼働させている。微…続きを読む